BUSINESS TRIP COLUMN ― 海外出張を快適にする・バッグ編 ―

海外出張のバッグ・スーツケース。
荷物の組み合わせと選び方

こんにちは。ADDEVAの開発担当Nです。

快適な海外出張になるかどうかは、準備で決まると思っています。

海外出張では、スーツケースやキャリーケース、ビジネスリュックの組み合わせによって、空港や移動日の過ごしやすさが大きく変わります。今回は、私自身が海外出張を繰り返す中で行き着いたバッグの選び方と荷物の組み合わせについてお話ししたいと思います。

ただ、最初にお断りしておくと、今回お話しする内容は、かなり私個人の経験に基づくものです。必ずしも一般的なやり方ではないかもしれません。

初めて海外出張へ行く方はもちろん、今のバッグやスーツケースの組み合わせを見直したい方の参考になれば幸いです。

まずは、移動日の過ごし方を考える

空港ラウンジでパソコンを広げて仕事をする海外出張者のイメージ

荷造りを考える前に、まず考えてほしいのが「移動日をどう過ごすか」です。

海外出張では、出国日と帰国日は、ほぼ移動だけで一日が終わります。

見落としがちですが、この日をいかに快適に過ごせるかによって、仕事の効率も大きく変わります。

移動日の過ごし方が変われば、当然、必要な荷物や荷物の入れ方も変わります。

そこで、まずは空港での過ごし方からお話ししたいと思います。

空港での時間を、できるだけ有効に使う

国際線では、一般的に出発時刻の2時間前程度を目安に空港へ到着することが推奨されています。

ただ、私の経験では、実際に2時間前に空港へ到着し、チェックインや出国手続きを行い、搭乗口まで移動してしまえば、残る時間は少し中途半端です。

仕事をするには短い。

でも、何もしないで待っているには長い。

結果として、移動日をほぼ一日無駄にしてしまう感覚がありました。

当時の私は、毎月1~2回ほど海外出張へ行っていたため、この時間を何とか有効に使えないかと考え、最終的には出発の3時間ほど前に空港へ行き、空港で仕事をするようになりました。

少し早めに空港へ行き、仕事をしてから搭乗する。

私の場合は、このスタイルにしてから移動日がずいぶん楽になりました。

なお、航空会社や空港によっては、チェックインカウンターが開く時間が異なります。3時間前に空港へ到着しても、すぐにチェックインできるとは限りませんので、その点は利用する航空会社の案内を確認してください。

今後、毎月のように海外出張があるなら

ここからは、今後も頻繁に海外出張へ行く予定がある方へのお話です。

私は最初の半年ほど、特に何も考えず、その都度、時間や価格などで航空会社を選んでいました。

今振り返ると、その間に貯められたはずのマイルや搭乗実績を、かなり無駄にしていたと思います。

もし今後、毎月のように海外出張へ行くのであれば、最初の出張から、ある程度利用する航空会社を決めておくことをおすすめします。

また、クレジットカードについても、一度見直しておく価値があります。

私は海外旅行保険の内容を重視してカードを選びました。

頻繁に海外へ行くのであれば、万一の病気やケガ、トラブルに備えて、ある程度安心できる内容の海外旅行保険を用意しておきたいところです。

年会費が3万円前後するようなカードの中には、比較的充実した海外旅行保険が付帯し、さらにPriority Passが付帯するものもあります。

ただし、海外旅行保険には、旅行代金をそのカードで支払うことなどが条件となる「利用付帯」のものもあります。カードを選ぶ際には、補償内容だけでなく、保険が適用される条件についても確認してください。

私は、そのようなカードに付帯するPriority Passを使い、提携ラウンジなどを利用していました。

ラウンジでは、飲み物や軽食を利用できるだけでなく、座ってパソコンを広げられる場所もあります。

私にとって空港ラウンジは、単に出発前に休憩する場所ではなく、空港で仕事をするための場所でもありました。

その後は、利用する航空会社をある程度絞るようになり、搭乗実績を積んで必要な会員資格を取得したことで、約一年後には航空会社のラウンジも利用できるようになりました。

航空会社のラウンジが使えるようになると、空港での過ごし方はさらに快適になります。食事や飲み物も十分に用意されていることが多く、出発までの時間をかなり有効に使えるようになりました。

興味のある方は、「マイル修行」というキーワードで検索すると、たくさんの記事が見つかると思います。

航空会社の会員制度やラウンジの利用条件は変更されることがありますので、実際に目指す場合には、その時点の航空会社の公式情報を確認してください。

私自身の経験から言えば、頻繁に海外出張へ行く予定があるなら、最初から航空会社やクレジットカードについて考えておけば良かったと思っています。

海外出張におすすめしたい、機内持ち込みキャリーケース

機内持ち込みサイズの4輪キャリーケースを持って空港を移動する海外出張者のイメージ

さて、本題に戻ります。

空港である程度長い時間を過ごすようになると、持っていくバッグについても考え方が変わってきます。

私がまずおすすめしたいのは、機内持ち込みサイズの4輪自在型スーツケース、またはキャリーケースです。

最初は荷物が増えるように感じるかもしれませんが、私は長く使ううちに、そのメリットの方が大きいと感じるようになりました。

機内持ち込みキャリーケースのメリット

まず、とにかく空港内の移動が楽です。

国際空港は非常に広く、取引先へのお土産を買ったり、食事をしたり、搭乗口まで移動したりすると、かなりの距離を歩きます。

空港内にはカートもありますが、利用できる場所には制限がありますし、当然そのまま飛行機の中まで持っていくことはできません。

4輪のキャリーケースであれば、軽い力で横に動かせるので、広い空港内を移動するときには非常に便利です。

もう一つのメリットは、空港で購入したものを入れられることです。

お土産などを買っていくと、手荷物は少しずつ増えていきます。キャリーケースに余裕があれば、購入したものをその中へ入れることができます。

航空会社によっては、空港で購入したお土産やショッピングバッグも機内持ち込み手荷物の個数として扱われる場合があります。

その点でも、購入したものをキャリーケースの中へまとめられるのは便利です。

そして、これは実際に私が経験したことですが、うっかり機内には持ち込めないものの、預け入れは可能なものを持って空港へ来てしまったことがあります。

そのときは、その荷物を機内持ち込みキャリーケースへ移し、キャリーケースだけを航空会社へ預けることで対応できました。

パソコンや仕事道具が入ったビジネスバッグを預けずに済んだので、本当に助かりました。

ただし、「機内に持ち込めないものなら預けられる」という意味ではありません。

荷物によっては、機内持ち込みも預け入れも禁止されているものがあります。また、モバイルバッテリーのように、逆に預け入れができず、機内へ持ち込む必要があるものもあります。

機内持ち込みや預け入れの可否について迷った場合は、利用する航空会社の最新情報を確認してください。

デメリットもあります

もちろん、荷物が一つ増えるのでデメリットもあります。

例えば、空港リムジンバスなどでは、一人あたりに預けられる荷物の個数に制限がある場合があります。

大型スーツケースと機内持ち込みキャリーケースを持っているだけで、2個分の枠を使ってしまう場合もあります。

さらにビジネスリュックなどを持つ場合は、利用する交通機関の荷物ルールを事前に確認しておいた方が安心です。

また、大型スーツケースと機内持ち込みキャリーケースの両方を持って、電車などの公共交通機関を移動するのは大変です。

それでも私は、得られるメリットの方が大きかったので、できるだけ使いやすい方法を考えるようになりました。

海外出張では、オンキャリーできるスーツケース・キャリーケースを選ぶ

私が特に重視していたのは、大型スーツケースの上に載せて運べることです。

機内持ち込みキャリーケースを大型スーツケースの上に載せられれば、実際に引いて歩く荷物は一つになります。

そのため、キャリーケースの上部は、できるだけ平らな形状のものが使いやすいと思います。

また、キャリーケースの前面ポケットも重要です。

キャリーケースのポケットは、空港のソファーやベンチに座ったときに、ちょうど手が届きやすい高さにあります。

パソコン周辺用品や書類など、空港で使う可能性のあるものを十分に入れられるポケットが付いていると、とても便利です。

海外出張のビジネスリュックは、軽量で大容量のものを選ぶ

そして、もう一つ私が必ず持っていたのが、軽量で大容量の3WAYビジネスリュックです。

私は、ビジネスリュックには最初から荷物を詰め込みすぎず、ある程度余裕を残して使うようにしていました。

その理由の一つが、先ほどお話しした、機内へ持ち込めない荷物を持ってきてしまったときのような、予想外の事態に対応するためです。

あのときも、機内持ち込みキャリーケースの中に入っていた荷物をビジネスリュックへ移し、空いたキャリーケースへ機内には持ち込めないものの預け入れは可能な荷物を入れて、そのキャリーケースだけを航空会社へ預けることができました。

もしビジネスリュックが最初からいっぱいだったら、この方法は使えませんでした。

海外出張では、予定通りにいかないこともあります。

そんなときのためにも、ビジネスリュックには少し余裕を残しておくと、いざというときに役立ちます。

また、機内持ち込みキャリーケースとビジネスリュックを両方機内へ持ち込む場合には、航空会社の手荷物ルールにも注意が必要です。

一般的に、機内持ち込み手荷物とは別に身の回り品を1個持ち込める航空会社が多いですが、サイズや重量には制限があります。

特にキャリーケースとビジネスリュックの合計重量が上限を超えないよう、出発前に利用する航空会社の規定を確認することをおすすめします。

海外出張で私が行き着いたバッグの組み合わせ

大型スーツケース、機内持ち込みキャリーケース、ビジネスリュックを組み合わせた海外出張の荷物イメージ

いろいろ試した結果、私が最も多く利用していたのは、

大型スーツケース + 機内持ち込みキャリーケース + ビジネスリュック

という組み合わせでした。

一方、1泊から3泊程度の弾丸スケジュールであれば、

機内持ち込みキャリーケース + ビジネスリュック

だけで出張することもありました。

この組み合わせなら、航空会社へ預ける荷物がありません。

そのため、到着後は預け荷物が出てくるのを待つ必要がなく、入国審査を終えたら、そのまま税関へ進み、空港を出ることができます。

短い出張では、この時間差も意外と大きなメリットです。

また、長期出張の場合には、渡航先からさらに飛行機で別の都市へ移動することもあります。

そんなときも、機内持ち込みサイズのキャリーケースが一つあると、本当に便利です。

では、この大型スーツケース、機内持ち込みキャリーケース、ビジネスリュックに、実際に何を入れるのか。

私は、単純に荷物の大きさだけで分けていたわけではありません。

大型スーツケースには何を入れるのか。
機内持ち込みキャリーケースには何を入れるのか。
そして、ビジネスリュックには何を入れるのか。

次は、私が「何を、どこに入れていたのか」をお話ししたいと思います。