BUSINESS BAG COLUMN ― 2つの流れを年表でたどる ―

3WAYビジネスバッグと
ビジネスリュックの歴史

横持ちのビジネスバッグから生まれた3WAYと、背負うことを基本に進化したビジネスリュック。2つの流れを同じ年表で振り返ります。

3WAYビジネスバッグとビジネスリュックの歴史を振り返るイメージ

こんにちは。ADDEVAの開発担当Nです。

今日は、3WAYビジネスバッグとビジネスリュックの歴史について、自分の記憶を確かめたくて、ChatGPTを使いながらメーカーの公式資料や政府資料、当時の記事などを調べてみました。

私の記憶が間違っていた部分も多く、興味深かったので、皆さんにもシェアしたいと思います。

まず、3WAYビジネスバッグの歴史は、私が考えていたよりもずっと古いものでした。

1996年には吉田カバンのPORTER「TANKER 3WAY BRIEFCASE」が登場し、翌1997年にはドラマ『ラブジェネレーション』で使用されたことで大きな話題となりました。

一方、ビジネスリュックが大きく普及していくのは、もう少し後のことです。

2005年には環境省が「クールビズ」を開始し、ビジネスウェアのカジュアル化が少しずつ進みます。

そして大きな転機となったのが、2011年の東日本大震災でした。

電車が止まり、多くの人が長い距離を歩いて帰宅したあの日の記憶から、「両手が空く」「長時間歩きやすい」というリュックの良さを改めて意識した方も多かったのではないでしょうか。

同じ2011年には、震災後の電力不足への対応として「スーパークールビズ」も始まり、ビジネスウェアのカジュアル化がさらに進みました。

エース株式会社の公式資料を見ると、同社のビジネスリュック販売個数は、2011年に前年の137%へ増加。その後も伸び続け、2016年には2011年の489%、2018年には2010年の約9倍にまで増えています。

そこで今回は、3WAYビジネスバッグとビジネスリュック、それぞれの歴史を同じ年表に並べてみました。

3WAYビジネスバッグとビジネスリュックの歴史

3WAYビジネスバッグの歴史
ビジネスリュックの歴史
1907年
3WAY腰・肩・背中の3通りで使える「三徳鞄」が考案される。現代のビジネスバッグとは異なるものの、一つの鞄を複数の持ち方で使う発想がすでに存在していた。
ビジネスリュック
1991年頃
3WAY吉田カバンが、ブリーフケース・肩掛け・リュックとして使える3WAY仕様のバッグを展開していたとの記録がある。ただし、今回確認できた公開資料では、当時の商品名や写真までは特定できなかった。
ビジネスリュック
1996年
3WAYPORTER「TANKER 3WAY BRIEFCASE」登場。商品と形状を確認できる代表的な3WAYバッグ。
ビジネスリュック
1997年
3WAYドラマ『ラブジェネレーション』でTANKER 3WAY BRIEFCASEが使用され、大きな話題に。吉田カバン本社や販売店には問い合わせが殺到したと伝えられている。
ビジネスリュックこの頃は、まだ革製ブリーフケースなど横持ちのビジネスバッグが主流。
1998年
3WAY3WAYビジネスバッグはすでに存在。
ビジネスリュックエースが「ACE GENE」をスタート。当時はまだ革製ブリーフケースが主流だった。
2005年
3WAY
ビジネスリュック環境省が「クールビズ」を開始。ノーネクタイ・ノージャケットなど、ビジネスウェアのカジュアル化が進み始める。
2007年頃
3WAY3WAYビジネスバッグはすでに一つの商品カテゴリーとして存在。
ビジネスリュックエースが健康志向や徒歩通勤などの変化に注目し、ビジネスリュックの開発を本格化。
2010年
3WAY
ビジネスリュックエースが公開しているビジネスリュック販売推移データの基準年。2010年を100とする。
2011年
3WAY「背負える」という3WAYの実用性も改めて注目される。
ビジネスリュック東日本大震災で多数の帰宅困難者が発生。徒歩での長距離移動を経験した人も多く、両手が空くリュックが注目される。エースの販売個数は前年の137%。同年、節電対策として「スーパークールビズ」も始まる。
2012~2013年頃
3WAY横型ブリーフケースを基本とした3WAYは継続。
ビジネスリュックPCや書類を仕事で持ち歩くことを前提にした、ビジネス専用リュックが増えていく。
2014年頃
3WAY従来型3WAYは引き続き販売。
ビジネスリュックスーツに合わせることを意識したスクエア型のビジネスリュックが目立つようになる。四角い書類やPCを収納しやすく、カジュアルに見えすぎない形へ。
2015~2016年頃
3WAY横型ブリーフケースを基本に、必要に応じて背負う3WAYが継続。
ビジネスリュックスーツ姿でリュックを背負うことが珍しくなくなり、黒・スクエア・薄型など現在につながるビジネスリュックの形が定着。2016年のエース販売個数は2011年の489%
2016年
3WAY従来型3WAYと並存。
ビジネスリュック「移動中はリュック、訪問時は横持ち」という考え方の商品も登場。リュックを基本にしながら、必要なときにビジネスバッグとして横持ちするという使い方が現れる。
2017年
3WAY従来型3WAYも引き続き存在。
ビジネスリュック通勤でリュックを使う人の増加を受け、エースもリュック・3WAY商品のラインアップを拡充。
2018年
3WAYブリーフケースを基本とした3WAYと、リュック主体の商品が並存。
ビジネスリュックビジネスリュック市場では「リュック顔の3WAY」がトレンドとして紹介される。エースの販売個数は2010年の約9倍
2019年
3WAY
ビジネスリュックエースのビジネスリュック販売個数は、2010年との比較で1277%に到達。
現在
3WAY横持ちのビジネスバッグを基本にした「背負うこともできる3WAYビジネスバッグ」は現在も存在。
ビジネスリュックビジネスリュックを基本に、必要なときには横持ちできる「3WAYビジネスリュック」も一般的な商品カテゴリーになっている。

※販売個数の数値は、日本全体の市場規模ではなく、エース株式会社が公表している同社のビジネスリュック販売実績です。

おわりに

3WAYビジネスバッグとビジネスリュックの歴史を振り返るイメージ

いかがでしたか?

こうして振り返ってみると、3WAYビジネスバッグとビジネスリュックは、それぞれ違う流れの中で発展してきたことが分かります。

3WAYビジネスバッグは、横持ちのビジネスバッグを基本に、必要に応じて背負えるように進化してきました。

一方、ビジネスリュックは、働き方や服装、移動の仕方の変化とともに、ビジネスシーンでも使いやすい形へと発展してきました。

バッグは単なる道具ですが、こうして振り返ってみると、その時代の働き方や服装、移動の仕方の変化が、結構そのまま形に表れているのかもしれません。

そして最近では、ビジネスリュックの流れから、「横持ちもできる3WAYビジネスリュック」という新しいカテゴリーも定着しています。

ADDEVAのUrbanFlexシリーズも、この流れにある3WAYビジネスリュックです。リュックを基本にしながら、必要なときにはビジネスバッグとして横持ちできます。是非チェックしてみてください!

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