BUSINESS TRIP COLUMN ― 海外出張を快適にする・東ティモール通信編 ―

東ティモールのSIM・eSIM比較|日本で事前購入・現地購入の料金と選び方

東ティモールで使うSIM・eSIMには、日本で購入・設定して到着後すぐ使える旅行用eSIMと、現地通信会社の店舗で直接契約するSIM・eSIMがあります。購入方法と契約条件が異なるため、両者を分けて比較します。

Timor Telecomの7日・5GBはプラン料金US$1(約160円)、30日・20GBはプラン料金US$4(約630円)です。新規契約時にはSIM・eSIM発行費が別途必要になる場合があります。eSIMの公式発行費はUS$1のため、プランとの単純合計はそれぞれUS$2/US$5ですが、旅行者が同じ条件で新規契約できるかは未確認です。

旅行用eSIMは現地店舗に立ち寄らずに準備できますが、現地通信会社との直接契約より割高な場合があります。比較する際は、到着時に使えるかどうかと、データ容量・初回総額を分けて確認しましょう。

東ティモールの公式通貨は米ドルです。記事中の米ドル価格は、2026年9月25日の参考換算レートUS$1=約158円で日本円目安を併記しています(実際のカード請求額は変動します)。

購入方法と使い方で比較するなら、次の4つが目安です。

日本で購入・設定し、到着後すぐ使いたい → Nomad・Airalo・Sailyなどの旅行用eSIM

現地で直接契約して料金を抑えたい → Timor Telecomの7日・5GBはプラン料金US$1(SIM発行費・外国人の契約条件は別途確認)

地方へ行く → 訪問先の通信エリアと利用回線を確認。Telemor回線の旅行用eSIMも選択肢

大量に使いたい → Telemorの現地向け無制限プランなどを比較(テザリング時の速度制限に注意)

1.まず、何GBあればいい?

首都ディリでは、ホテルやカフェ、レストランなどでWi-Fiを利用できる場所があります。

一方、地方へ行くと通信環境は都市部ほど整っておらず、Wi-Fiを前提にしない方が安全です。

そのため、7日程度なら、次の容量を目安にできます。

使い方7日間の目安
ディリ中心・メール・LINE・地図3~5GB程度
Web検索・SNSも普通に使う5~10GB程度
地方移動が多い・動画も見る10~20GB程度
PCのテザリングを多く使う20GB以上

現地通信会社と直接契約する場合は、データ容量が多くても低料金のプランがあります。一方、日本で事前購入する旅行用eSIMは料金が異なるので、容量ごとの価格を確認しましょう。

Timor Telecomの7日間プランは、5GB:約160円、8GB:約240円、15GB:約400円、24GB:約550円、40GB:約790円です。いずれもプラン単体の料金で、新規契約時のSIM・eSIM発行費は含みません。

現地で直接契約できる場合は、容量を増やす際の追加料金は比較的小さめです。ただし訪問先の電波状況と、旅行用eSIMの購入価格は別に確認してください。

2.日本で事前購入・設定を済ませ、現地到着後すぐにデータ通信を利用できるeSIM

現地のSIM販売店で手続きをせずに通信を開始したい場合は、オンラインで購入できる東ティモール向け旅行用eSIMがあります。日本で購入・端末へのインストールを済ませ、現地到着後に対象ネットワークへ接続して利用します。現地通信会社の通常プランを直接契約する商品ではありません。

次の3社は東ティモール向けeSIMを販売しています。価格は2026年9月25日の公式掲載価格(米ドル)です。いずれもデータ通信用eSIMで、端末のeSIM対応・SIMロック解除が必要です。料金・提供条件と購入時に表示される通貨は決済画面で再確認してください。

※表は横にスクロールできます。

サービスSIM区分期間データ容量購入価格日本円目安利用回線公式申込先
NomadeSIM7日1GBUS$7約1,110円TelemorNomad公式
NomadeSIM30日3GBUS$11約1,740円TelemorNomad公式
NomadeSIM30日5GBUS$15約2,370円TelemorNomad公式
NomadeSIM30日10GBUS$19約3,000円TelemorNomad公式
NomadeSIM30日20GBUS$25約3,950円TelemorNomad公式
AiraloeSIM3日1GBUS$6.50約1,030円TelemorAiralo公式
AiraloeSIM7日3GBUS$14約2,210円TelemorAiralo公式
AiraloeSIM7日5GBUS$18約2,840円TelemorAiralo公式
AiraloeSIM30日5GBUS$21約3,320円TelemorAiralo公式
AiraloeSIM30日10GBUS$36約5,690円TelemorAiralo公式
SailyeSIM7日1GBUS$19.99約3,160円購入時に確認Saily公式

※価格はeSIM商品の購入代金です。現地キャリアのSIM発行費を別途加算する商品ではありません。日本円はUS$1=約158円で10円単位に丸めた参考値です。Airaloのサイトは閲覧環境によって米ドル以外の通貨表示になることがあります。購入画面に表示された通貨と最終請求額をご確認ください。旅行用eSIMに現地の電話番号・通話・SMSが付属するとは限りません。

日本で準備するときの手順

  1. 出発前にスマートフォンがeSIM対応・SIMロック解除済みであることを確認し、上記の公式ページで目的地と期間に合うプランを購入します。
  2. 日本にいる間に安定したWi-Fiにつなぎ、購入先の案内に従ってeSIMを端末へインストールします。利用期間の開始条件と有効化期限は商品ごとに確認してください。
  3. 東ティモール到着後、購入したeSIM回線をオンにしてモバイルデータ用に選択し、そのeSIMで必要と案内されている場合にデータローミングをオンにします。日本の主回線の不要なローミングはオフにしておくと安心です。
  4. 対象の現地回線につながるとデータ通信を開始できます。接続できないときは、購入先の設定案内でAPN・回線選択・有効化操作を確認してください。

有効期間に注意:Nomadは日本でインストールしても通常は利用期間が開始せず、現地回線への接続・有効化で開始しますが、購入後60日以内に有効化しないと自動的に開始する場合があります。Airaloは多くのプランが対象回線への接続時に開始する一方、商品によってはインストール時に始まるため、購入するプランの「有効期間」欄を確認してください。Sailyは事前インストールと現地到着時の自動開始を案内していますが、購入後の有効化期限は注文時の案内を確認してください。

なお、Nomad・AiraloはTelemor回線を使用しますが、TelemorのDU4G7・DU4G30を直接eSIMで契約する商品ではありません。現地契約プランの料金や登録条件とは分けて比較してください。

3.どの通信会社・サービスを選ぶ?

選び方はまず、日本で事前に購入・設定する旅行用eSIMと、現地通信会社で直接契約するSIM・eSIMに分かれます。直接契約する現地の通信会社はTimor Telecom・Telemor・Telkomcelの3社です。

利用状況比較するサービス
日本で準備して到着後すぐに使いたいNomad・Airalo・Sailyの旅行用eSIM
現地通信会社と直接契約したいTimor Telecom・Telemor・Telkomcel
eSIM専用端末を使っている日本で購入できる旅行用eSIM。または、現地で外国人旅行者への新規eSIM発行を確認できた場合の現地キャリア
地方への移動が多い訪問先の対応回線・通信エリアを確認して選ぶ。Telemor回線を使う旅行用eSIMもある
長期間・大容量のデータを使いたい初回費用・契約条件を確認のうえ、現地プランと旅行用eSIMを容量・日数で比較

現地通信会社がeSIMを提供していても、その会社のすべてのデータプランを外国人旅行者がeSIMで新規契約できるとは限りません。各社の紹介欄でSIM区分と未確認事項を区別しています。

4.Timor Telecom|7日5GBが約160円。まず候補

Timor Telecomの料金体系は非常に分かりやすく、7日と30日のプランがきれいに分かれています。

7日プラン

※表は横にスクロールできます。

通信会社・プランSIM区分利用期間データ容量プラン料金日本円目安SIM・eSIM発行費初回購入総額(eSIM)※
Timor Telecom BASICSIM/eSIM7日5GBUS$1約160円eSIM:US$1
物理SIM:未確認
US$2
Timor Telecom STARTSIM/eSIM7日8GBUS$1.50約240円eSIM:US$1
物理SIM:未確認
US$2.50
Timor Telecom PLUSSIM/eSIM7日15GBUS$2.50約400円eSIM:US$1
物理SIM:未確認
US$3.50
Timor Telecom POWERSIM/eSIM7日24GBUS$3.50約550円eSIM:US$1
物理SIM:未確認
US$4.50
Timor Telecom POWER PLUSSIM/eSIM7日40GBUS$5約790円eSIM:US$1
物理SIM:未確認
US$6

30日プラン

※表は横にスクロールできます。

通信会社・プランSIM区分利用期間データ容量プラン料金日本円目安SIM・eSIM発行費初回購入総額(eSIM)※
Timor Telecom BASICSIM/eSIM30日20GBUS$4約630円eSIM:US$1
物理SIM:未確認
US$5
Timor Telecom STARTSIM/eSIM30日32GBUS$6約950円eSIM:US$1
物理SIM:未確認
US$7
Timor Telecom PLUSSIM/eSIM30日60GBUS$10約1,580円eSIM:US$1
物理SIM:未確認
US$11
Timor Telecom POWERSIM/eSIM30日96GBUS$14約2,210円eSIM:US$1
物理SIM:未確認
US$15
Timor Telecom POWER PLUSSIM/eSIM30日160GBUS$20約3,160円eSIM:US$1
物理SIM:未確認
US$21

※初回総額(eSIM)はプラン料金と公式eSIM新規発行費US$1の単純合計です。外国人旅行者のパスポートによる新規発行条件や、そのほかの必須費用の有無は未確認のため、確定した店頭購入金額ではありません。物理SIMの発行費と初回総額は未確認です。「SIM/eSIM」は通常の同一プランを物理SIM・eSIMの両形態で利用できることを表します。旅行者の新規契約可否を保証するものではありません。

7日出張なら、5GBのプラン料金は約160円です(SIM発行費別)。

さらに15GBでもプラン料金は約400円です。容量を選ぶ際は、初回のSIM・eSIM発行費も合わせて確認してください。

Timor Telecomは空港で購入できる

Timor Telecomは、ディリのプレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港に公式キオスクを設置しています。

ほかにもTimor Plaza、Hotel Timor、バウカウ、スアイ、マリアナなど各地に公式店舗があります。

現地で直接契約する場合は、空港キオスクで購入条件を確認し、パスポートで新規登録できる場合にSIM発行費と7日プランの合計額を確かめてください。空港での全プラン・eSIMの取扱いと旅行者の契約条件は未確認です。到着後すぐに通信したい人は第2章の旅行用eSIMも比較してください。

現地の公式店舗ではeSIMをUS$1で新規発行

Timor TelecomはeSIMにも対応しています。

公式案内では、eSIM対応のSIMフリー端末と有効な本人確認書類を持参し、公式店舗で新規発行費US$1(約160円)を支払ってQRコードを受け取る方式です。データプラン料金は別途必要です。

ただし、外国人旅行者のパスポートがeSIM新規発行時の本人確認書類として受理されるか、追加条件があるかは未確認です。旅行者がUS$1の発行費だけで確実に契約できると断定はできません。物理SIMからの切り替えと新規契約も区別して確認してください。

5.Telemor|地方へ行くなら有力

通信エリアを重視するなら、Telemorも有力です。

TelemorはベトナムのViettel系通信会社です。

Viettel Globalの2025年年次報告では、Telemorは東ティモールで携帯市場シェア51.9%、人口カバー率99.6%とされています。

地方を含めて国内を広く移動するなら、Telemorを優先候補にする理由があります。

特に東ティモールでは、ディリを離れると通信環境の差が重要になります。

7日なら無制限US$5

※表は横にスクロールできます。

通信会社・プランSIM区分利用期間データ容量プラン料金日本円目安SIM・eSIM発行費初回購入総額(物理SIM)※
Telemor DU4G7SIM7日無制限US$5約790円US$1US$6
Telemor DU4G30SIM30日無制限US$25約3,950円US$1US$26

※「SIM」は同プランを物理SIMで利用できると確認した区分であり、eSIM非対応という意味ではありません。TelemorはeSIMサービス自体を提供していますが、DU4G7・DU4G30のeSIM適用可否、および外国人旅行者へのeSIM新規発行条件は未確認です。物理SIMの初回総額はSIM代US$1とプラン料金の合計で、別途必須費用がないことを前提とした試算です。

7日無制限の「DU4G7」は、Google、YouTube、Facebookなど通常のインターネット通信に利用できます。

Timor Telecom 15GB:約400円に対して、Telemor 無制限:約790円です。

プラン料金の差額は約400円です。ただしTelemorの無制限プランは個人利用向けで、PCなどへのテザリングによって通信速度が低下する可能性があると案内されています。

Telemorの通常の物理SIMはUS$1で、外国人もパスポートによる登録が案内されています。新規開通時の7日間・500MB特典が利用できる場合、500MBで足りる旅行者は追加のデータプランを購入せずに利用できる可能性があります。特典の適用条件は購入時に確認してください。

TelemorもeSIMに対応

TelemorもeSIMを提供しています。eSIMであることと、旅行者がDU4G7・DU4G30をそのまま新規契約できることは別の確認事項です。Nomad・AiraloのTelemor回線利用の旅行用eSIMは、これら現地プランの直接契約とは別商品です。

eSIM対応端末ではQRコードで回線を設定できますが、DU4G7・DU4G30をeSIMで契約できるか、外国人旅行者にeSIMを新規発行できるかは未確認です。通信会社のeSIM対応だけを根拠に、上記プランのeSIM契約が可能とは扱いません。

6.Telkomcelという選択肢もある

もう一つの通信会社がTelkomcelです。

TelkomcelはインドネシアのTelkom系通信会社で、Timor Plazaなどに店舗があります。

通常のプリペイドSIMはパスポート登録が公式に案内されていますが、紹介するプランと同じ条件でeSIMを新規発行できるか、SIM発行費と初回購入総額は未確認です。公式サイトのデータプラン情報はTimor TelecomやTelemorほど単純比較しやすくありません。

例えば7日有効の「Pakote AHI」はプラン料金US$1ですが、公式サイトではデータ容量がGBではなく金額換算型で示されており、他社と容量で単純比較できません。「SIM」は物理SIMでの利用を確認した区分であり、eSIM非対応と断定するものではありません。

※表は横にスクロールできます。

通信会社・プランSIM区分利用期間データ容量プラン料金SIM・eSIM発行費初回購入総額
Telkomcel Pakote AHISIM7日GB換算は未記載(金額換算型)US$1物理SIM:未確認
eSIM:提供・適用条件未確認
未確認

※Pakote AHIは通常のTelkomcel回線向けの追加パッケージです。物理SIMの発行費・初回購入総額、同プランのeSIMでの購入可否は確認できていません。「Telkomcel回線を使う旅行用eSIM」と「TelkomcelのPakote AHI」は別の商品として扱います。

現地で直接契約する場合は、Timor TelecomやTelemorのプランと初回費用・発行条件を比較してください。日本で準備する場合は第2章の旅行用eSIMを参照してください。

7.結局、7日出張ならどれを選ぶ?

現地到着直後に通信を使いたい場合と、現地で直接契約してデータ料金を抑えたい場合では、選ぶ商品が異なります。旅行用eSIMの購入価格と現地プラン単体の料金を混同しないよう比較してください。

※表は横にスクロールできます。

購入方法サービス・プランSIM区分利用期間データ容量料金初回費用・注意点
日本で事前購入NomadeSIM7日1GBUS$7(約1,110円)旅行用eSIM購入代金。現地でSIM発行手続き不要
日本で事前購入AiraloeSIM7日3GBUS$14(約2,210円)旅行用eSIM購入代金。現地でSIM発行手続き不要
現地で直接契約Timor Telecom BASICSIM/eSIM7日5GBプラン単体US$1(約160円)eSIM発行費US$1との単純合計US$2。外国人旅行者のeSIM新規発行条件は未確認。物理SIMの初回費用は未確認
現地で直接契約Telemor DU4G7SIM※7日無制限プラン単体US$5(約790円)物理SIM発行費US$1を足すとUS$6。eSIMへの同プラン適用は未確認。テザリング時の速度低下に注意

※「SIM」は物理SIMでの利用を確認した区分で、eSIM非対応と断定する意味ではありません。旅行用eSIMは現地店舗でのSIM発行が不要ですが、端末の設定やネットワークへの接続は必要です。旅行用eSIMと現地キャリアとの直接契約では、通信容量・購入条件・料金の内訳が異なります。

地方へ移動する場合は、利用予定の地域での通信エリアも確認しましょう。日本で事前購入するNomad・AiraloはTelemor回線を使いますが、現地でTelemorの無制限プランを契約する商品とは異なります。

8.Wi-Fiはディリでは使えるが、地方では当てにしすぎない

ディリではホテル、カフェ、レストランなどでWi-Fiを利用できます。

一方、都市部から離れると通信環境が限定的になる場所があります。

そのため、ディリ中心 → ホテルWi-Fi+少容量SIMでも対応できますが、地方、工場、建設現場などへ移動 → モバイル通信を多めに準備と考えた方がよいでしょう。

しかも現地SIM自体が非常に安いため、無理に容量を節約する必要はありません。

9.SIM・eSIMはどこで買う?

日本で事前購入する場合:第2章のNomad・Airalo・Sailyの公式サイトから旅行用eSIMを購入し、出発前に端末へインストールします。現地のSIM販売店での購入や現地キャリアとの直接契約は不要です。端末・ネットワーク設定は購入先の案内に従ってください。

現地で直接契約する場合:Timor Telecomはプレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港に公式キオスクを設置しています。ディリ市内のTimor Plazaなどにも通信会社の店舗・取扱拠点があります。空港ですべてのプランやeSIMを取り扱っているとは限らないため、発行方法と料金を窓口で確認してください。

現地キャリアで新規発行する場合のパスポート登録や旅行者の契約条件は次の第10章も参照してください。

10.現地で直接契約する外国人はパスポートを用意

日本で旅行用eSIMを事前購入する場合は、現地通信会社の店舗でSIMを新規発行する手続きは不要です。ただし、購入先の会員登録・決済・本人確認などの案内がある場合は、その条件に従ってください。

一方、現地通信会社と直接契約するプリペイドSIMでは本人登録が必要です。Telkomcelは有効な身分証またはパスポートでの登録を案内しています。Telemorの通常の物理SIMも、外国人がパスポートで登録できると案内されています。学生向けなど別の資格を要する商品とは区別します。

Timor TelecomのeSIM取得には有効な本人確認書類が必要ですが、外国人旅行者のパスポートによる新規発行可否と追加条件は未確認です。

現地で直接契約する場合はパスポートを持参し、物理SIM・eSIMごとの発行条件、初回費用と選択プランの利用可否を窓口で確認してください。

11.東ティモールでは米ドルをそのまま使う

通信とは直接関係ありませんが、初めて東ティモールへ行く人には分かりやすいポイントです。

東ティモールの公式通貨は米ドルです。

そのため、US$1のSIMプラン、US$5のSIMプランという表示は、現地独自の「ドル」ではなく、そのまま米ドルです。

小額硬貨については東ティモール独自の「センタボ」も流通していますが、100センタボ=US$1です。

12.結局、東ティモールではどれを選ぶ?

到着後すぐにデータ通信を使いたい場合:日本で購入・設定できる旅行用eSIMを比較します。Nomadの7日・1GBはUS$7(約1,110円)、Airaloの7日・3GBはUS$14(約2,210円)です。通信容量と日数、事前インストール・有効化の条件を購入時に確認してください。

現地で直接契約する場合:Timor Telecomの7日・5GBはプラン料金US$1(約160円)、30日・20GBはUS$4(約630円)です。SIM発行費は別途確認してください。公式eSIM発行費US$1を足した単純合計はそれぞれUS$2/US$5ですが、外国人旅行者がその条件でeSIMを新規発行できるかは未確認です。

大容量・地方移動を重視する場合:訪問地域での通信エリアと、Telemorなどの現地プランの契約条件を確認してください。Telemorの7日無制限はプラン料金US$5(約790円)、物理SIMを新規発行する場合の単純合計はUS$6です。テザリング時の速度低下には注意が必要です。

eSIM専用端末では、現地キャリアのeSIM新規発行が旅行者に認められると確認できない限り、物理SIMを前提にした安価な料金だけで判断しないようにしましょう。購入方法の違いと7日間の比較表から条件を確認できます。

※掲載の現地プラン料金・SIM区分・旅行者の契約条件は2026年9月25日再調査時点。旅行用eSIMの価格も同日の公式掲載価格を基にしています。日本円目安はUS$1=約158円で換算した参考値で、実際のカード請求額は異なります。SIM区分は「SIM=物理SIMでの利用を確認」「eSIM=eSIMでの利用を確認」「SIM/eSIM=同じプランを両形態で利用可能」を意味し、個別の外国人旅行者の新規契約可否とは別です。

旅行用eSIM:Nomad 東ティモール/Airalo 東ティモール/Saily 東ティモール。現地キャリアの料金・契約条件:Timor Telecom料金プラン/Timor Telecom eSIM/Telemor DU4G7/Telemor DU4G30/Telemor eSIM/Telkomcel Pakote AHI/Telkomcel プリペイド登録規則

事前設定と利用期間の確認:Nomad有効期間/Airaloインストールと有効期間/Saily有効化条件