フィリピンの現地SIMもかなり安く利用できます。
例えばSmartには、7日間・10GBで99ペソ、日本円で約240円というプランがあります。
DITOならさらに安く、7日・10GBで70ペソ、約170円です。
ただしフィリピンでは、通信会社によって通信エリアにかなり差があります。
先に結論を言うと、次の3つを基準に考えると分かりやすいです。
価格と通信エリアのバランス → Smart
通信エリアを最優先 → Globe
都市部で安さ・速度を重視 → DITO
フィリピンの現地SIMもかなり安く利用できます。
例えばSmartには、7日間・10GBで99ペソ、日本円で約240円というプランがあります。
DITOならさらに安く、7日・10GBで70ペソ、約170円です。
ただしフィリピンでは、通信会社によって通信エリアにかなり差があります。
先に結論を言うと、次の3つを基準に考えると分かりやすいです。
価格と通信エリアのバランス → Smart
通信エリアを最優先 → Globe
都市部で安さ・速度を重視 → DITO
マニラやセブなどの都市部では、ホテル、ショッピングモール、カフェなどでWi-Fiを利用できる場所が多くあります。
一方、フィリピンは島が多く、都市部を離れると通信環境に差があります。
そのため、7日程度の出張なら、次の容量を目安にできます。
| 使い方 | 7日間の目安 |
|---|---|
| メール・LINE・地図が中心 | 3GB程度 |
| Web検索・SNSも普通に使う | 5GB程度 |
| 動画も時々見る | 10GB程度 |
| PCのテザリングや動画を多く使う | 20GB以上 |
ただし、フィリピンでも容量を細かく節約する必要はあまりありません。
Smartでは約240円で10GB以上、DITOなら約170円で10GB使えます。
料金差が非常に小さいため、「何GBまで減らせるか」より、通信エリアが合っているかの方が重要です。
フィリピンの主な通信会社は、Globe、Smart、DITOです。
| 利用状況 | おすすめ |
|---|---|
| 価格と通信エリアのバランス | Smart |
| 地方も含め通信エリアを重視 | Globe |
| DITOの通信エリア内で安さ・速度重視 | DITO |
| 外国人向けeSIMを簡単に使いたい | Smart Tourist eSIM |
Smartは、料金と通信エリアのバランスがかなり良い通信会社です。
Opensignalの2025年10月調査では、Coverage Experienceは、Globe:7.4、Smart:7.2、DITO:3.8でした。
Globeにはわずかに届きませんが、DITOよりかなり広い通信エリアがあります。
そのうえ料金も安いため、短期出張ならSmartから検討するのが分かりやすいでしょう。
※表は横にスクロールできます。
| 期間 | データ容量 | 現地価格 | 日本円目安 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 7日 | 10GB+追加データ | 99 PHP | 約240円 | Power All 99 |
| 7日 | 5G無制限+4G継続通信 | 225 PHP | 約550円 | UNLI 5G+ |
| 30日 | 24GB | 299 PHP | 約730円 | ALL DATA 299 |
Power All 99では、10GBの通常データに加えて、選択したアプリ向け7GB、5G向け4GBなどが付いています。
7日間で約240円ですから、通常の出張なら十分安いでしょう。
データ容量を気にしたくない場合は、7日・5G無制限+4G通信:約550円というプランもあります。
Smartには外国人旅行者向けのDigital Tourist eSIMがあります。
※表は横にスクロールできます。
| 期間 | データ容量 | 現地価格 | 日本円目安 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 30日 | 24GB | 599 PHP | 約1,470円 | 外国人向けeSIM |
24GBに加えて、フィリピン国内の全ネットワークへの通話とSMSが無制限で利用できます。
QRコードがメールで届くデジタル商品なので、eSIM対応端末なら物理SIMを購入する必要がありません。
通常プリペイドより高くなりますが、「現地の料金プランを調べず、外国人向け商品をそのまま使いたい」という場合には分かりやすい選択肢です。
通信エリアを重視するならGlobeも有力です。
OpensignalのCoverage Experienceでは、Globeが3社中トップの7.4でした。
Smartとの差は小さいものの、出張先によってはGlobeの方がつながりやすい場所もあります。
Globeには外国人旅行者向けのTraveler SIM / eSIMがあり、15日20GB、15日30GB、30日80GB以上などの大容量プランが用意されています。
※表は横にスクロールできます。
| 期間 | データ容量 | 現地価格 | 日本円目安 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 30日 | 80GB | 1,750 PHP | 約4,290円 | Traveler eSIM代表例 |
SmartやDITOの通常プリペイドと比べると高めですが、旅行者向けに最初から用意された商品なので、分かりやすさを重視する場合の候補になります。
料金だけならDITOは非常に魅力的です。
※表は横にスクロールできます。
| 期間 | データ容量 | 現地価格 | 日本円目安 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 7日 | 10GB | 70 PHP | 約170円 | 短期向け |
| 7日 | 5G無制限+5GB通常データ | 149 PHP | 約370円 | 5G大容量向け |
| 30日 | 30GB | 299 PHP | 約730円 | 通常プリペイド |
| 30日 | 5G無制限+30GB通常データ | 449 PHP | 約1,100円 | 5G大容量向け |
料金も安く、Opensignalでは平均ダウンロード速度が3社中最速でした。
また、通信品質の安定性や信頼性でも高い評価を獲得しています。
ただし問題は通信エリアです。Coverage ExperienceはDITO:3.8で、Globe 7.4、Smart 7.2よりかなり低くなっています。
ですから、「DITOが一番速くて安いからDITO」ではなく、「自分の出張先がDITOの通信エリアならDITO」と考えた方がよいでしょう。
7日程度なら、私は次のように考えます。
迷ったら → Smart 10GB+追加データ 約240円
通信エリアを最優先 → Globe
DITOのエリア内で、とにかく安く → DITO 10GB 約170円
容量を気にしたくない → Smart 5G無制限 約550円
SmartとDITOの価格差は100円もありません。
そのため、短期出張なら数十円を節約するよりも、通信エリアを優先した方がよいでしょう。
ここは出発前に知っておいた方がいいポイントです。
フィリピンでは、外国人旅行者もSIM登録が義務付けられています。
観光客の場合は、基本的に次の3点を用意します。
パスポート
フィリピンでの滞在先を証明するもの
帰国便または第三国へ出国する航空券
滞在先の証明には、ホテル予約などを利用できます。
Globe、Smart、DITOとも外国人旅行者のSIM登録に対応しています。
ベトナムやタイと比べると必要書類が少し多いので、SIMを購入してから慌てないように、ホテル予約情報と帰国便の情報をすぐ表示できるようにしておくとよいでしょう。
また、観光客として登録したSIMは、原則として30日間で無効になる仕組みです。短期出張なら問題ありません。
空港でも購入できます。
GlobeのTraveler SIMは、マニラ・NAIA各ターミナル、Clark国際空港、Mactan-Cebu国際空港、Davao国際空港などの到着エリアで販売されています。
Smartなら、Digital Tourist eSIMをオンライン購入して、QRコードをメールで受け取る方法があります。
空港到着後にSIM売り場へ並びたくない場合は、eSIMの方が便利です。
DITOの通常SIMも、DITO店舗や販売店で購入できます。
差は約70円しかありません。
それに対して通信エリアの差はかなりあります。
ですからフィリピンでは、70円安いからDITOではなく、出張先でDITOが使えることを確認できるならDITOと考える方が合理的です。
島や地方へ移動する場合は、SmartやGlobeの方が無難なケースがあります。
料金・通信エリア・手軽さのバランスならSmart。
地方を含め通信エリアを最優先するならGlobe。
DITOのサービスエリア内で、とにかく安く高速通信を使いたいならDITO。
現地で料金プランを探すのが面倒ならSmart Tourist eSIM。
フィリピンでは現地SIMそのものが非常に安いため、数十円、数百円の価格差より、自分の出張先で通信できるかを優先して選ぶ方がよいでしょう。
※料金・サービス内容は2026年9月調査時点です。料金プラン、通信エリア、SIM登録条件は変更される場合があります。