3.どの通信会社を選ぶ?
マレーシアには複数の通信会社がありますが、短期出張者ならまず、U Mobile、CelcomDigi、Hotlink(Maxis)を候補にすると分かりやすいでしょう。
| 利用状況 | おすすめ |
| 日本でeSIMを事前に用意したい | U Mobile/Hotlink |
| 都市部中心・料金重視 | U Mobile |
| 地方・工業団地・国内移動が多い | CelcomDigi |
| マレーシア+近隣国を周遊 | Hotlink |
U Mobile|7日100GBが約570円
料金のインパクトではU Mobileがかなり強いです。
U Mobileは2026年7月から、外国人旅行者専用の「ULTRA Tourist」を提供しています。
※表は横にスクロールできます。
| 期間 | SIM区分 | データ容量 | 現地価格 | 日本円目安 | ポイント |
| 7日(初回購入パック) | SIM/eSIM | 100GB | RM15 | 約570円 | 物理SIM/eSIM |
| 30日(追加データプラン) | SIM/eSIM | 500GB | RM50 | 約1,890円 | ULTRA Tourist回線取得後に追加購入 |
※「SIM/eSIM」は同じULTRA Tourist回線を物理SIM・eSIMどちらでも利用できることを表します。初めて利用する場合は、まず7日100GB・RM15のULTRA Tourist SIM/eSIMを取得します。30日500GB・RM50は取得済みのULTRA Tourist回線に追加するデータプランです。新規購入時にRM50だけで30日用SIM/eSIMを取得できるという意味ではありません。追加時には必要な残高・課金条件をMyUMobileアプリでご確認ください。
速度制限を設けない大容量プランで、テザリングにも対応しています。
7日100GBなら、一般的な海外出張で容量を使い切ることはまず考えにくいでしょう。
さらに物理SIMだけでなくeSIMにも対応し、MyUMobileアプリから購入・設定できます。渡航前に用意する場合は項目2の事前購入・設定方法をご覧ください。
そのため、クアラルンプールなど都市部中心で、とにかく安く大容量を使いたいという場合は、まずU Mobileを確認したくなります。
CelcomDigi|地方や工業団地まで移動するなら有力
マレーシア国内を広く移動する出張なら、CelcomDigiを優先候補にしてよいでしょう。
Opensignalの調査では、通信エリアの広さを示すCoverage Experienceで、CelcomDigi:8.5、Maxis:6.9、U Mobile:5.5となり、CelcomDigiが大きくリードしました。
特に工場訪問などでクアラルンプール中心部から離れる場合は、数百円の差より通信エリアを優先する考え方があります。
※表は横にスクロールできます。
| 期間 | SIM区分 | データ容量 | 現地価格 | 日本円目安 | ポイント |
| 7日 | SIM/eSIM※ | 100GBまで18Mbps、その後低速 | RM25 | 約940円 | Tourist SIM |
| 14日 | SIM/eSIM※ | 200GBまで18Mbps、その後低速 | RM35 | 約1,320円 | ASEAN 3GBローミング付き |
| 30日 | SIM/eSIM※ | 400GBまで速度上限なし、その後低速 | RM60 | 約2,260円 | Unlimited Tourist Pass |
| 30日(高速型) | SIM/eSIM※ | 200GB・高速通信 | RM60 | 約2,260円 | High-Speed Tourist Pass |
| 90日 | SIM/eSIM※ | 400GBまで速度上限なし、その後低速 | RM90 | 約3,390円 | Unlimited Tourist Pass |
7日プランは100GBまで18Mbpsで利用でき、上限到達後は512kbpsに低下します。通常の30日プランは400GBまで速度上限なし、90日プランも400GBまで速度上限なしです。30日間200GBのHigh-Speed Tourist Passも公式商品ページに掲載されています。各プランは所定のFUP容量を使い切ると512kbpsに低下します。
※30日間の高速型は通常の30日間400GBプランとは別商品です。公式の商品ページとFAQで掲載プランの構成が一部異なるため、購入時に販売画面・店舗で希望する商品を確認してください。
7日で約940円なので、U Mobileとの差は約370円です。
地方へ行く可能性があるなら、370円を通信エリア代として払う。
そんな考え方もできます。
Hotlink|シンガポール・タイ・インドネシアにも行くなら面白い
マレーシアだけでなく、周辺国にも続けて出張するならHotlinkのTravel SIMが面白い選択肢です。
HotlinkはMaxis系のプリペイドブランドです。
※表は横にスクロールできます。
| 期間 | SIM区分 | データ容量 | 現地価格 | 日本円目安 | ポイント |
| 7日 | SIM※ | 40GB | RM25 | 約940円 | 4か国で利用可能 |
| 15日 | SIM/eSIM | 100GB | RM35 | 約1,320円 | 4か国で利用可能 |
| 30日 | SIM※ | 400GB | RM64 | 約2,410円 | 4か国で利用可能 |
ここでいう4か国は、マレーシア、シンガポール、タイ、インドネシアです。
つまり、例えば、日本 → マレーシア → シンガポール → 日本という出張なら、SIMを買い直さずそのまま使えます。
単純なマレーシア国内価格だけならU Mobileの方が安いですが、ASEANを複数国回る出張では評価が変わります。15日100GBのeSIMを日本で用意する場合は項目2の事前購入・設定方法をご覧ください。