4.どの通信会社を選ぶ?
ここからは中国の通信会社が販売する外国人旅行者向け短期SIMを比較します。第2章の海外事業者が販売する旅行用eSIMとは別の商品です。
中国の主要通信会社は、China Mobile(中国移動)、China Unicom(中国聯通)、China Telecom(中国電信)の3社です。
2026年に上海で外国人向けに案内されている短期SIMでは、3社とも7日・15日・30日の商品があります。
以下の料金は、外国人旅行者向けに案内されている物理SIMの料金です。同じ料金でeSIMを契約できることは確認できていません。
表の「SIM」は物理SIMでの提供を確認できたことを示し、eSIMでの提供がないと断定するものではありません。両方の形態で同じプランを契約できると確認できた場合は「SIM/eSIM」と表記します。今回掲載する9プランについては、eSIMでの契約資格・料金がプラン単位で確認できなかったため、「SIM/eSIM」とは記載していません。
また、掲載料金は上海で案内されているもので、購入する地域・店舗によって取扱商品や料金が異なる場合があります。
| 利用状況 | おすすめ |
| 地方・都市間移動・工業団地が多い | China Mobile |
| 上海など都市部中心・価格重視 | China Unicom |
| 空港で分かりやすく短期SIMを購入したい | China Telecom |
China Mobile|地方や工業団地へ行くなら、まず候補
中国国内を広く移動する出張なら、China Mobileを優先候補にしてよいでしょう。
上海市の2026年外国人向け案内でも、China Mobileは3社の中で通信エリアが広く、上海以外へ移動する場合に向くと紹介されています。
※表は横にスクロールできます。
| 期間 | SIM区分 | データ容量 | 現地価格 | 日本円目安 | ポイント |
| 7日 | SIM | 30GB | 90元 | 約2,040円 | 地方・都市間移動の候補 |
| 15日 | SIM | 50GB | 150元 | 約3,400円 | 短中期向け |
| 30日 | SIM | 80GB | 190元 | 約4,310円 | 国内通話・国際電話を含むプラン |
地方の工場や複数都市を回る出張なら、数百円の価格差より通信エリアを優先してChina Mobileを選ぶ考え方があります。
China Unicom|都市部中心なら価格が魅力
上海や北京など都市部中心で、価格を重視するならChina Unicomが有力です。
※表は横にスクロールできます。
| 期間 | SIM区分 | データ容量 | 現地価格 | 日本円目安 | ポイント |
| 7日 | SIM | 10GB | 58~80元 | 約1,320~1,810円 | 都市部・価格重視 |
| 15日 | SIM | 20GB | 100~130元 | 約2,270~2,950円 | 短中期向け |
| 30日 | SIM | 30GB | 150~200元 | 約3,400~4,540円 | 30日滞在向け |
7日10GBなら、3社の中で最も安い料金帯です。
北京市でもChina Unicomは外国人向けに7日、10日、15日、30日の短期SIMを用意しています。北京大興国際空港ではオンラインで事前申請し、空港で受け取る方法も案内されています。
都市部中心の短期出張なら、まず価格を確認したい通信会社です。
China Telecom|空港で買いやすく、料金も分かりやすい
China Telecomは、外国人向け短期SIMの料金体系が非常に分かりやすいです。
※表は横にスクロールできます。
| 期間 | SIM区分 | データ容量 | 現地価格 | 日本円目安 | ポイント |
| 7日 | SIM | 20GB | 85元 | 約1,930円 | 国内通話100分付き |
| 15日 | SIM | ― | 125元 | 約2,840円 | 短中期向け |
| 30日 | SIM | ― | 195元 | 約4,420円 | 30日滞在向け |
上海浦東国際空港、上海虹橋国際空港の外国人向けサービスセンターでも購入できます。
2026年には浦東空港の国際線到着エリアでも、荷物を待っている間にSIMカードを購入できるサービスが整備されています。
空港到着後、分かりやすい短期SIMをそのまま買いたいという人には使いやすい選択肢です。