BUSINESS BAG COLUMN ― 基本設計の違いから考える ―

3WAYビジネスバッグと
3WAYビジネスリュックを考える

「背負うことができるビジネスバッグ」と「横持ちもできるビジネスリュック」。基本となる持ち方の違いから、両者について考えます。

3WAYビジネスバッグと3WAYビジネスリュックを考えるイメージ

こんにちは。ADDEVAの開発担当Nです。

3WAYビジネスバッグと3WAYビジネスリュックの違いを理解するためには、まず「ビジネスシーンでリュックを使うことへの心理的なハードル」が、どのように変化してきたのかを理解する必要があります。

以前の記事「3WAYビジネスバッグとビジネスリュックの歴史」では、3WAYビジネスバッグとビジネスリュックがどのように広がってきたのかを、時代背景とともに振り返りました。

今回は少し視点を変えて、ビジネスでリュックを使うことへの意識の変化から、3WAYビジネスバッグと3WAYビジネスリュックについて考えてみたいと思います。

① ビジネスでリュックを使うことへの心理的ハードル

ビジネスシーンでリュックを使うことへの心理的ハードルを考えるイメージ

私自身、2000年代前半ごろ、先輩から「商談にリュックはNG」と教わったことを覚えています。

当時の私自身も、ビジネスシーンでリュックを使うことには少なからず違和感を持っていました。

私が通勤でリュックを使うようになったのは、2010年頃からです。

当時の私は、パソコンを使った内勤作業が中心で、最寄り駅まで自転車通勤していたことも理由の一つです。それでも商談があると、オフィスに保管しているビジネスバッグを利用していました。

その後、2010年代に入ると、ビジネスシーンでもリュックを使う人が徐々に増えていきました。

クールビズ、スーパークールビズなどによってビジネスウェアがカジュアルになり、スマートフォンの普及によって、移動中でもメールを確認したり、地図を見たりする機会が増えました。両手が自由になるリュックのニーズも高まっていきます。

そして何より、実際にビジネスリュックを利用している人を目にする機会が増えたことも、「仕事でリュックを使ってもいい」という心理的なハードルを下げる大きな理由になったと思います。

私自身も、スーパークールビズ以降では、商談でもリュックを使用していました。

つまり、ビジネスバッグそのものが突然変わったのではなく、私たちが「ビジネスでリュックを使うこと」を受け入れるようになりました。

② 3WAYビジネスバッグと3WAYビジネスリュックの違い

3WAYビジネスバッグの歴史は古く、ビジネスリュックが登場する前から、既に多くの人が愛用しています。

つまり、基本設計がビジネスバッグで、「背負うことができるビジネスバッグ」です。

一方、2010年代に入ってビジネスリュックが普及すると、「ビジネスリュックを横持ちしたい」というニーズが生まれ、市場に出たのが「3WAYビジネスリュック」です。

つまり両者の違いは、3WAYという機能そのものではなく、何を基本として設計しているのかにあります。

3WAYビジネスバッグは、ビジネスバッグが基本。

3WAYビジネスリュックは、リュックが基本。

基本となる持ち方が違えば、バッグの設計も変わります。

横持ちしたときに使いやすい構造を優先するのか。

それとも、縦向きに背負った状態で使いやすい構造を優先するのか。

主に、収納ルームやポケットの作り、方向に違いが現れます。

③ ビジネスリュックが普及する理由

3WAYビジネスリュックを背負って移動するイメージ

3WAYバッグを利用している人の使い方を見ると、普段の移動ではリュックとして背負い、必要な場面だけ横持ちにする、という使い方が多く見られます。

通勤や移動では、ある程度長い時間バッグを持ち歩きます。

一方、横持ちにするのは、電車の中や訪問先に入るときなど、限られた場面という人も多いでしょう。

ビジネスバッグを基本として設計すれば、横持ちしたときに使いやすいバッグになります。

リュックを基本として設計すれば、背負った状態で使いやすいバッグになります。

普段の移動ではリュックとして使う時間の方が長いのであれば、リュックを基本として設計されたビジネスリュックが増えていくのも自然です。

もちろん、どちらが優れているということではありません。

普段は手持ちで使い、必要なときだけ背負いたい人なら、3WAYビジネスバッグ。

普段はリュックとして使い、必要なときだけ横持ちしたい人なら、3WAYビジネスリュック。

自分が一番長く使う持ち方を基本に設計されているか。

3WAYバッグを選ぶときには、そこを見ることが大切なのだと思います。

④ おわりに

いかがでしたか?

心理的ハードルと、さまざまな変化が、バッグの需要を変えています。

改めて整理すると、今後の変化も少しずつ見えてくるのではないでしょうか?

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